イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密の感想

これほどに世界に普及しているパソコンの生みの親なのに、ほとんど知られていない人物の哀しい生涯を描いている映画です。

 

当時の社会状況(主に第2次世界大戦)の中で

当時の社会状況(主に第2次世界大戦)の中で、人生を翻弄されているその姿に、とてつもない苦しみと悲しさを感じました。 主人公が開発した「暗号解読マシン」は多くの人を救ったのに、逆に多くの人を見殺しにしたのも事実。 それはもちろん軍の上層部による戦略上のことで、自分に全く決定権がないとはいえ、心情的には割り切れるものではないだろう…。 その苦しみはどんなものだったのか、想像してみても近づけないレベルなように思う。 人は誰しも、置かれている環境の中で、もがいて、あがいて生きていくしかないとは思います。 しかし、「戦争」という圧倒的すぎる支配者の前には、一個人なんてなんの力もない…。 戦争の恐ろしさ、激しさをしみじみ感じます。

 

主人公の個人的な背景も重々しい。

幼少の頃から社交的とはいいがたく、他人とのつながり方に苦労していた。 同性愛者であることなど「人と違う」ことが、生きることに困難を与える…。 もちろん現代でもいじめや村八分のように、そういったことは多々あるし、とある脳科学者の説明によると、人間は違うものを排除する本能があるらしいから、これは永遠のテーマかも知れない。 そんな主人公だからこそ、エニグマ解読というミッションを通して、仲間と繋がり、一緒に目的に向かってまい進することに、深い幸せを感じたのではないだろうか。 なのに、その結果は苦いものになってしまって…。 本当に泣けて泣けてしょうがなかった。

 

戦争の悲惨さ、生きることの困難さ、マイノリティを排除や糾弾することの罪深さ、人生とは…など、多方面の事柄について深く深く考えさせられる映画でした。

 

ところで、主人公を演じた俳優、ベネディクト・カンバーバッチさんの演技は素晴らしいと思いました。 落ち着いた、抑えた演技のなかで目で訴えるというか…心情が、

 

もうなんだか心にぎゅうっと迫ってくる感じでした。 歴史的な意味でも、この人物、この事実はもっと世に知れらるべきだと思います。

 

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